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コスプレの問題

現在のコスプレのイベントでは、注意事項も設定され、またコスプレイヤー自身のマナー向上やコスプレイヤー同士の注意の掛け合いなどもあって、トラブルが起きたり、大きな問題が生じたりするようなことはずいぶん減ってきました。

しかし、コスプレイベントがメジャーになってきた当初は、まだ注意事項などもありませんでしたし、会場を準備したりコスプレのイベントを主催したりする側でもどんなトラブルが起きるのかわからなかったため、いくつものトラブルが起きていました。

楽しいイベントでも実はトラブルが起きてしまっている

例えば、一般のお客さんも訪れるような会場でのコスプレイベントでは、コスプレイヤーの持っている持ち物が、一般のお客さんを傷つけてしまったということがありました。コスプレイベントが始まった当初は、キャラクターが持っている長い剣や武器など、振り回したり不用意に扱ったりしたら危ないようなものも、持ち込みが禁止されてはいませんでした。そのため、コスプレイヤーの武器などで子供を傷つけてしまったり、会場を傷つけてしまったりすることもありました。ひどい場合には、傷つけておいて逃げてしまうコスプレイヤーもいたほどです。

これらはクレームとしてコスプレイベントの開催者へ伝わったりして、徐々に注意が喚起されるようになってきました。現在では、人を傷つける恐れのある武器などの持ち物は、基本的に禁止されているようになってきています。

また他にも、開催者がコスプレの着用を許可していないようなイベントでもコスプレで現れる人もいたりして、コスプレイヤーのマナー意識が疑問視されることもありました。

基本的にコスプレは、イベントの主催者がコスプレ着用の許可を明記し、コスプレイヤーは事前登録が必要な場合には登録して、会場に設置されている更衣室を使って着替えをしなければなりません。にもかかわらず、コスプレ着用が許可されていないイベントでも、コスプレの方を見かけることがあります。

そういったような場合は、着替えをトイレでしたり、その他公共の場で着替えたり、場合によっては家から着てきてしまうといったこともあります。トイレの着替えは他の一般利用をする方に迷惑をかけているに決まっていますし、ひどい場合には身障者用のトイレを独占し、非常につらい思いを強要させてしまうことさえあります。また家からコスプレの衣装で来るというのは、人目を引いて奇異に見られたりすることで、コスプレへの偏見が強まる結果となりかねません。

また「明治村問題」とも言われる名前が付いたほどに、明治村でのコスプレやその撮影については、トラブルが続きました。もともと明治村はコスプレにはオープンだったのですが、コスプレイヤーのマナーや一般のお客さんからの苦情等が出る時期等を経て、明治村から様々な制約を設けるようになりました。それには、コスプレイヤーの一般客への配慮を欠いた言動が多くあったためです。

では、トラブルを起こさないために、どんなルールやマナーが必要になるでしょうか？別ページ（コスプレを楽しむためのルールやマナーを知っておこう！）では、そのことについてお話ししています。

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コレクションケース アクリル

Last update:2021/3/17

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